食べ物で遊ぶな

実は脅されて記事を書いています

蒙古タンメンには手を出すな

どうも、毎度のごとくブログ更新に飽きていました。

 

まぁそんなことはどうでもいいんですけども、蒙古タンメン中本ってあるじゃないですか。あのセブンイレブンカップ麺が売ってるやつ。なんか知らん人が腕組みしてるやつ。

どんなもんなんすかね~と思ってはいたんですが、行く気にはなれませんでした。なんか怖いし。肛門が終わりそうだし。

でもなんか今日はたまたま肛門を終わらせたい気分だったので行くことにしました。

 

今回行ってみたのは横浜店。横浜駅西口のビブレらへんのパチンコ屋だらけで臭いし全体的に終わってるところにある店です。

goo.gl

しかもサジェストに「まずい」って出てきます。出てくるってことは相当だぞこれ。オイ。大丈夫かこれ。グーグルのレビューのほうは普通に良さげなんだけどな。統一しろ。意見を。

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立地も評判も終わっているので店の雰囲気も終わっているのではと思ったのですが、全くそんなことは無く、客層は餃子の○将や、○高屋のように、むさ苦しかったり負のオーラがにじみ出てる死に損ないどもまみれ!というわけでもなく、割と和気藹々とした雰囲気で女性も多い感じでした。バーミヤンとほぼ同じです。中にはカップルもいて、カップルで「キャ~!辛い~!」とか言いに来たのかなあとか思うと正直死ぬ程腹が立ちますが、まあいいでしょう。

店員さんの中にはかわいい女の人もいて、なんていうか……その…下品なんですが…フフ……

まあそんなことは兎も角、本題のタンメンですよ。

蒙古タンメン中本の公式サイトによれば、初心者は辛さ3の味噌タンメンがオススメみたいです。

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でもよォ~~~~~~~~蒙古タンメンに来て、蒙古タンメン、頼まんアホ、おる??????????

ということで公式をガン無視。初めてなのに辛さ5の蒙古タンメンいっちゃいました。

地獄みたいな辛さらしいということでで有名な北極ラーメンの辛さは9。まあ言うて半分なので大したことないっしょ♨というクソ適当な希望的観測です。

 

 クソノーテンキですねこいつ。

何はともあれ実食。僕の写真スキルが下手くそすぎるせいで写真は悪魔の血便みたいになってますが実物はとても美味しそうです。

いざパクリ。うんうん確かにピリッとしてるな。でも美味しい。クソみたいな前評判とは打って変わって普通にうまいラーメンだこれ。まずいとか言ったやつ赤ちゃんすぎるだろ。お水でも飲むかな。あーうまい。さてもう一口・・・

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すいません。辛すぎて2007年に戻ってしまいました。

いやほんと、辛い物食うときの水って罠ですよね。

水によって一旦リセットされた舌に辛塊(しんかい)が降り注いだので脳内が「辛」で埋め尽くされてしまいました。最初の一口はいけたのに。何故でしょう。

とにかく、想像以上の「辛」が攻め立ててきたので僕は「辛」しか感じることができなくなってしまいました。ほんとはうまいのにね。あのボロクソな前評判はそういうことだったのか…

しかしこれ本当に辛さ5なんすか…体感7ぐらいはあるんだけど…

もうこうなるとタンメン本体よりも水のほうがうまく感じてきます。タンメンをつまみに水を飲む。新しいですね。

しかも食い続けているともう秋だというのに冗談みたいな量の汗が吹き出してきます。夏にこれ食ってたら脱水で死んでたな。

しかも鼻水まで出てきた。普通にキモいな。このご時世だから余計に。

そんな辛塊(しんかい)と格闘していたらなんやかんやで一時間ぐらい経ってしまいました。しかも、僕よりあとに来て同じ蒙古タンメンを頼んだ人が二人ほど自分より早く完食してしまう始末。…マジ?

いやこれ、僕ちゃんが辛さにすっげ~弱いだけ?マジ?俺バーモントカレーの辛口食えるよ?もしかしてバーモント辛口食えるって陽キャの「俺アニメオタクだよ笑ワンピース好きだし笑」ぐらいの信頼性だった・・・?マジ?

いや、そんなことは関係ない。麺さえ食い切っちまえばこっちのもんだもん!そう自分を鼓舞しつつ、隣の平らげられたドンブリに目をやると

スープがない

あー…マジ?スープも平らげなけりゃいけない系?

勿論、ここでスープを残して去っていっても誰も咎めることはないでしょう。だが、態々蒙古タンメンみたいな店に行って辛いもん頼んで汗や鼻水ををキモいぐらい垂れ流した挙げ句、スープを残すだなんてあまりにもダサが過ぎる!男が廃るとはこのこと!

その思いでタンメンのスープを胃袋へ注ぎ込んで行く。しかし、注ぎ込み始めてからすぐに気づいた。

これ、飲むと胃が終わる。肛門の前に、胃が、終わる。絶対、終わる。

このスープはただのスープではない。飲む業火だ。辛・インフェルノだ。私は本能でそれをすぐに察知した。この調子だと確実に胃が焼き尽くされる。

それでもなお私はスープを飲み続けた。なぜならばこれは理屈ではなく、プライドの戦いだからだ。誰もこんなしょうもないプライドには構わないが、それでも何が何でもやり遂げなければいけないのだ。

嗚呼、胃が辛・インフェルノに焼き尽くされるのを感じる。もし自分の胃袋にピカソが住んでいたら、今まさにこの惨状を名画「ゲルニカ」として描いているだろう。

しかし、私はやった。

 やりきった。

そこで私が感じたものは達成感でも、充実感でもない。

「普通に止めときゃよかったな。いや、マジで。」

マジしんどい。この記事を書いてる今でもしんどい。今でも胃が燃えてる。今なら蒸気機関車になれそう。

シュッシュッ!ポッポ!シュッシュッ!ポッポ!

もう二度と行~~~~~~~~~~~~~~~~~かねっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ポッポーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!